'10市民ダブルス大会詳報1

　今年はなぜかエントリーが少なく（22組）、六つのグループに分けてラウンドロビン方式で行われました。ドローでは他より少ない3チームのグループに入ることになり、初体験の8ゲームマッチ／慣れないノーアド方式／同グループに前年優勝ペアの一人がいるのが不安要素でした。

　当日になると、なんとその強敵がまさかのデフォ。ほっとしたのもつかの間、2チームになってしまうこのグループに移ってきたのが、これまた実力者でした(T_T)　世の中そんなに甘くない…。

　初戦は高校生ペア。朝八時の試合開始だからか、あまりサービスも入らない様子。こっちは七時半前から会場入りしていて準備万端！　若さあふれるストロークの威力にビビりつつも、落ち着いて対処できました。8-1で勝利。

　続いて高校生ペアが移ってきた強敵と対戦。本来の調子が戻ったのか、すごいストローク戦を展開しています。もしかすると、僕らのボールが遅過ぎて調子が出なかったのかも(^^;)　とはいえ、技の多さ／サービス・ストロークの安定度に差が出て8-3で強敵が勝利。次の試合の勝者が予選通過となります。

　女子の試合を挟んで、いよいよ大一番。僕らの作戦としては、ストロークの打ち合いは避ける／積極的に仕掛けること。相手はハードヒッターはストロークに徹し、もう一人のテクニシャンが前に出てくる傾向です。前日の練習で調子が良かったので、縁起担ぎでリターンを選択。
　セカンドさえも強烈なサービスに圧倒されますが、こちらのサービスもコースを突きつつノーアドを拾ったりして、なんとかキープが続きます(2-2)。2周り目からは割り切って、なんとか返せるテクニシャンのサービスのブレイクだけを狙うことに。途端にパートナーのリターンが冴えまくってブレイク！(4-3)
　4-3からまたキープが続いて5-4になったところで、こちらのサービスもブレイクされて追いつかれてしまいました。強いストロークに対して、思い切ってボーチできない自分の欠点がでて、相手に自由にリターンさせてしまったのが原因です。追いつかれると弱気になってしまう僕。それを救ってくれたのが、またしてもパートナーのリターンでした！　測ったようにサーバーの足下に沈めてポイントをリード。おかげで自分が苦手なリターンでも思い切って勝負ができてまたブレイク！(6-5)
　最後は、ハードヒッターのサービスの乱れもあって8-5で勝利！ いま振り返ると、この日一番のプレーができていたと思います。

　更に続きます。

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